Yokohama English Quest実施規約

この実施規約(以下「本規約」といいます。)は、HelloWorld株式会社が主催者である横浜市教育委員会事務局からの委託を受け実施するプログラム「Yokohama English Quest」(以下「YEQ」といいます。)の参加条件・参加ルールを定めるものです。(以下、横浜市教育委員会事務局及びHelloWorld株式会社を「事務局」といいます。)YEQへの参加希望者及び保護者は、必ず本規約を確認のうえ、YEQへの申込みを行い、プログラムへご参加ください。本規約に同意できない場合は、YEQへの申込み及びプログラムへの参加をすることはできません。

第1条 適用

 本規約は、YEQの参加及び実施にあたり、YEQの参加者と事務局との一切の関係に適用されます。本規約に加えて、事務局が電子メール・ウェブサイト・アプリ等で発信する個別の実施条件・ルール等も、本規約の一部を構成するものとします。

第2条 本プログラムの内容および定義

 YEQは、英語を流暢に話すことができる者(以下「イングリッシュスピーカー」といいます。)と横浜市内の小学生及び中学生の参加者がそれぞれチームとなり、英語でコミュニケーションをとりながら、特定のエリアで一緒にミッションをクリアするプログラムです。

第3条 Yokohama English Questの参加申し込み

 1 参加者は、事務局が定める方法により、YEQの参加申し込みを行います。

 2 事務局において参加者のグループ分け、イングリッシュスピーカーとのマッチングを行います。原則として募集段階で示した人数でのグループ分けを実施しますが、やむを得ない事情により増減する場合がある旨、予めご了承ください。

 3 事務局は、グループ分け、マッチングにあたって、最大限、最適なマッチングが実現できるよう調整しますが、参加者の希望を全て満たすことができないことがある旨、予めご了承ください。

第4条 プログラムの中止

 事務局は、下記の場合にはYEQを中止いたします。

台風等の悪天候・自然災害・やむを得ない事由等により事務局がYEQの実施について、不可能または不適切であると判断した場合(※通常の雨天の場合は実施)

第5条 禁止事項

 YEQの参加にあたって、参加者が、自己または第三者を利用して、次のいずれかに該当する行為、またはそのおそれのある行為をすることを禁止します。

  1. 本規約、事務局が定めたルール、事務局からの指示等に違反する行為 
  2. 参加申込みにあたって、虚偽または不正確な情報を申告・提供する行為
  3. 営利・非営利を問わず、YEQを自己又は第三者の事業・活動に利用する行為
  4. YEQを通して知り合ったイングリッシュスピーカーとの連絡先の交換
  5. 他の参加者、イングリッシュスピーカー、事務局スタッフに不快感を与える言動
  6. 他の参加者、事務局、その他第三者の知的所有権、肖像権、プライバシー権またはその他の権利や利益を侵害する、または侵害するおそれのある行為
  7. 事務局の業務またはYEQの運営を妨げる、または妨げるおそれのある行為
  8. 事務局が許容する以外の方法でYEQに参加する行為
  9. 事務局、事務局スタッフ、他の参加者、イングリッシュスピーカーまたはYEQの信用・信頼を失墜・毀損させる行為、またはそのおそれのある行為
  10. YEQの過程で、事務局、他の参加者、及びイングリッシュスピーカーから提供された個人情報及びプライバシー情報を第三者に開示・漏洩する行為
  11.  申し込みをした参加者に代わって第三者をYEQに参加させる行為、または第三者とともにYEQに参加する行為
  12.  イングリッシュスピーカーの許可なく、イングリッシュスピーカーが写った写真・動画、個人情報が特定されうる情報が写った写真・動画(屋内での写真・動画も含む)、イングリッシュスピーカーの個人情報をホームページ、ブログ、SNS等、媒体を問わず掲載する行為
  13.  本件プログラムを通して知り得たイングリッシュスピーカーの個人情報、プライバシーに属する情報をイングリッシュスピーカーの許可なく第三者に開示・漏洩する行為
  14.  イングリッシュスピーカーの文化、信条、宗教、人格などを否定する行為
  15.  YEQ実施後に、イングリッシュスピーカーに連絡するなど、イングリッシュスピーカーとの接触を図る行為
  16.  その他、事務局が不適切と判断する行為

第6条(撮影と承諾など)

  参加者は、YEQ開催中の映像、写真、記事等がテレビ、新聞、雑誌等の印刷物及び事務局のホームページや資料等において使用されることに同意し、また、掲載権と肖像権は横浜市教育委員会事務局へ一任することに承諾することとします。

第7条(本規約の変更)

 1 事務局は以下の場合に、事務局の裁量により、本規約を変更することができます。

  1. 本規約の変更が、参加者の一般の利益に適合するとき
  2. 本規約の変更が、変更の必要性、変更後の内容の相当性、変更の内容その他の変更に係る事情に照らし合理的なものであるとき

 2 事務局は前項による本規約の変更にあたり、変更後の本規約の効力発生日の1週間前までに、本規約を変更する旨および変更後の本規約の内容とその効力発生日を事務局所定のウェブサイトに掲示し通知します。

第8条 YEQの内容変更等

 1 事務局は、参加者に事前に通知することなく、YEQの内容変更または提供の中止をすることができるものとします。ただし、変更する場合は、本プログラムの趣旨、目的に反しない範囲とします。

 2 前項の事務局の措置によって、参加者または第三者に何らかの不利益または損害が生じたとしても、事務局は、一切の責任を負いません。

第9条 個人情報等の取り扱い

 事務局は、YEQの実施に際して参加者から取得した氏名、メールアドレス等の個人情報等については、本件規約および個人情報の保護に関する法律、横浜市個人情報の保護に関する条例その他の関係法令等を遵守し、個人の権利利益を侵害することのないよう、個人情報を適正に取り扱うものとします。

第10条 個人情報等の取り扱いについての同意

1 参加者が申込フォームに記入する個人情報は、YEQを実施する目的に限り、事務局において利用し、取扱については、事務局が指定する申込フォームにて同意を参加者から得ることとします。また、実施後のアンケート及び実施中に撮影される動画・写真は、横浜市において広報等の目的に限り利用します。
2 個人情報の取り扱いについて、参加者は、下記事項に承諾いただく必要があります。承諾がない場合は、YEQに参加いただくことができません。
・YEQ活動中に撮影された参加者の写真や動画が、横浜市の広報等のために使用され、横浜市ホームページ等に掲載されること
・YEQ活動中に撮影された参加者の写真や動画が、新聞等の報道機関によって使用されること
・事務局側で用意した端末で撮影された写真に参加者が写り、その写真が活動内で作成される動画に使用される可能性があること
・YEQ活動内で参加者が作成または被写体となった動画が、横浜市のホームページ等で公開される可能性があること
・YEQの円滑な実施のため、イングリッシュスピーカーに対し、参加者の氏名、性別、年齢及び要配慮事項が共有される場合があること

第11条 知的財産権等の権利帰属等

1 YEQにかかるすべての写真、データ、イラスト、ソフトウェア、資料、デザイン、図表等に関する所有権および知的財産権(著作権、特許権、実用新案権、意匠権、商標権その他の知的財産権を意味します。)、その他一切の権利は、事務局に帰属します。

2 YEQの参加許諾は、事務局の保有・使用する知的財産権その他一切の権利について、使用または利用を許諾するものではありません。

3 参加者は、参加者が事務局に提供・共有する写真、イラスト、フィードバック(アンケートへの回答を含む)およびレポートなどの創作物その他のデータについて、事務局に対し、世界的、非独占的、無償、サブライセンス可能かつ譲渡可能な使用、複製、配布、派生著作物の作成、表示および実行に関するライセンスを付与します。

4 参加者は、事務局に対して著作者人格権を行使しないことに同意するものとします。

第12条 責任の限定等

1 参加者は自らの責任に基づいてYEQに参加するものとし、事務局はYEQにおける参加者に関する一切の事項について、何らの責任を負いません。

2 事務局が何らかの事由によって責任を負う場合であっても、YEQの参加対価の相当額を超えて損害を賠償する責任を負いません。また、事務局は、付随的損害、間接損害、特別損害、将来の損害および逸失利益にかかる損害については、賠償する責任を負わないこととします。ただし、事務局の付保する保険が適用される場合には、当該保険の補償範囲内で補償を受けられることがあります。

3 参加者間または参加者と第三者間に生じるいかなる取引、紛争等について、当事者間で各自の負担をもって解決するものとし、事務局は一切の責任を負わないものとします。ただし、事務局の付保する保険が適用される場合には、当該保険の補償範囲内で補償を受けられることがあります。

4 YEQの参加等に関して、当該参加者の故意・過失(軽過失を含みます。)に基づき、第三者(他の参加者を含みます)から、事務局に対して損害の賠償請求があった場合、当該参加者は事務局に対して事案解決のために協力する義務を負います。

第13条 YEQの一時的な中断

1 事務局は、事務局がYEQの継続が困難と認める事情が発生した場合、参加者に事前に通知することなく、YEQの提供を中断することがあります。

2 事務局は、YEQの提供が遅滞、中断した場合、その提供が不完全な場合でも、これらに起因して参加者または第三者が被った一切の不利益または損害について、一切責任を負わないものとします。

第14条 譲渡

1 参加者は、事務局の書面による事前の承諾なく、本規約に基づく権利もしくは義務を第三者に譲渡し、または担保に供することはできません。

2 事務局は、事務局のYEQの運営者としての地位並びにその地位に基づく権利および義務を全部であるか一部であるかを問わず、参加者に対し事前の予告なく第三者へ譲渡、利用許諾その他の処分を実施できるものとします。

第15条 準拠法と裁判管轄

1 YEQの参加に関連して、参加者および事務局との者との間で紛争が生じた場合には、当該紛争当事者間で紛争解決に向けて誠意をもって自律的に協議し解決するものとします。

2 本規約の準拠法は日本法とします。

3 YEQに関連して参加者と事務局の間で紛争が生じた場合には、紛争の如何に拘わらず、横浜地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

以上