はまっこ留学実施規約

この実施規約(以下「本規約」といいます。)は、HelloWorld株式会社が主催者である横浜市教育委員会事務局からの委託を受け実施するプログラム「はまっこ留学」(以下「本プログラム」といいます。)の参加条件・利用ルールを定めるものです(以下、横浜市教育委員会事務局及びHelloWorld株式会社を「事務局」といいます。)。はまっこ留学への参加希望者及び保護者の方々(以下保護者の方もあわせて「参加者」といいます。)は、必ず、本規約を確認のうえ、本プログラムへの申込みを行い、ご参加ください。本規約に同意できない場合は、本プログラムへの申し込み及び参加をすることはできません。

第1条 適用

 本規約は、はまっこ留学の参加及び実施にあたり、本プログラムの参加者と事務局との一切の関係に適用されます。本規約に加えて、事務局が電子メール・ウェブサイト・アプリ等で発信する個別の実施条件・利用ルール等も、本規約の一部を構成するものとします。

第2条 本プログラムの内容および定義

 1 はまっこ留学は、横浜市内に住む海外にルーツを持つ外国籍の方などの家で実施する国内留学のホームステイプログラムです。

 2 本プログラムは、横浜市立中学校に通う子供たちに横浜市内において異文化体験・国際交流の機会を提供するためのプログラムです。そのため、宿泊目的、商業目的(宿泊業、物品販売、特定のプログラム・店舗等への送客、宣伝などを含む)、宗教・特定の団体の勧誘目的等、事務局が意図する国際交流以外の目的で利用することはできません。

 3 本規約において、次の各用語はそれぞれ以下に定める意味を有するものとします。

  1. はまっこ留学:1日以上の異文化体験・国際交流体験
  2. 参加者:本プログラムに参加し、または参加しようとする横浜市立中学校に通う生徒。
  3. ホスト:参加者に本プログラムを提供する日本以外の国を出身国とした方を含む家族

第3条 はまっこ留学の参加申し込みとマッチング

 1 参加者は事務局が定める方法により、本プログラムの参加申し込みを行ってください。ただし、応募者が多数の場合は、事務局が抽選により参加者を決定します。

 2 参加決定後、事務局からの案内に従い所定の方法でホームページに記載された代金(以下「本件代金」といいます。)を事務局にお支払いください。

 3 本件代金の入金が確認されたのち、事務局において参加者とホストのマッチングを行います。

 4 事務局は、マッチングにあたって、最大限、最適なマッチングが実現できるよう努力しますが、参加者の希望を全て満たすことができないことをご了承ください。

 5 事務局は、一期一会の機会を大切にしてほしいと考えているため、マッチングされたホストの変更は原則として受け付けておりません。そのため、マッチングを理由とするキャンセルは参加者の事情によるキャンセルとなります。ただし、変更の申し出に合理的な理由などがある場合には、ホストの変更に対応できる場合があります。

 6 日本国内の外国政府が管理・所有する敷地・施設にて勤務・生活するホストとマッチングすることがあります。このような場合、別途、事務局より参加者に誓約書などの提出を求める場合があります。

 7 ホストには、日本人配偶者の外国人の方もいます。この場合、ホストに日本人が含まれていることがあります。 

 8 本プログラムは、宿泊のマッチングを目的にしたプログラムではありません。そのため、本件代金には宿泊に伴う対価は含まれておりません。本件代金は、料理体験、異文化体験交流のマッチングの対価になります。

第4条 はまっこ留学の参加申し込みのキャンセル

 1 事務局は、下記の場合には、参加申し込みをキャンセルするとともに参加者に代金の全額を払い戻します。

  1. 台風等の悪天候・自然災害により事務局またはホストが本プログラムの実施不可能と判断し、かつ、日程変更ができない場合

 2 参加者の事情によるキャンセルの場合、次の条件に従ってキャンセル料が発生します。返金に伴う振込手数料は参加者の負担になります。

  1. 実施日の1週間前(11/16)〜11/19まで:30%のキャンセル料
  2. 実施日の3日前(11/20):50%のキャンセル料
  3. 実施日の2日前(11/21)〜11/24まで:100%のキャンセル料

第5条 はまっこ留学にあたってのホストの責務

 1 ホストは、参加者に対し、本プログラムを通して、国際交流・異文化体験を提供します。

 2 ホストは、参加者の安全に気を配り、安心安全な環境のもとで本プログラムを実施します。

第6条 禁止事項

 本プログラムの利用にあたって、参加者が、自己または第三者を利用して、次のいずれかに該当する行為、またはそのおそれのある行為をすることは禁止されています。本条及次条において、一緒に参加する他の生徒を含めて「参加者」と表記します。

  1. 本規約、事務局が定めたルール、事務局からの指示等に違反する行為 
  2. 参加申込にあたって、虚偽または不正確な情報を申告・提供する行為
  3. 犯罪行為、公序良俗に反する行為、法令違反行為
  4. 申し込みをした参加者に代わって第三者を本プログラムに参加させる行為
  5. ホスト・参加者の許可なく、ホスト・参加者が写った写真・動画、ホストの家・車その他個人情報・個人情報が特定されうる情報が写った写真・動画(屋内での写真・動画も含む)、ホスト・参加者の個人情報をホームページ、ブログ、SNS等、媒体を問わず掲載する行為
  6. 本プログラムを通して見聞きしたホスト・参加者の個人情報、プライバシーに属する情報をホスト・参加者の許可なく第三者に伝える行為
  7. ホスト・参加者の生活スタイル、文化、信条、宗教、人格などを否定する行為
  8. 本プログラム実施前に事務局の事前の承諾なくホストに連絡するなどのホストとの接触行為
  9. 理由のいかんに関わらず、ホストに対して金品を付与・要求する行為
  10. 本プログラムを、宿泊目的、商業目的(宿泊業、物品販売、特定のサービス・店舗等への送客、店舗からのキックバック、宣伝などを含む)、宗教・特定の団体の勧誘目的等、事務局が意図する国際交流以外の目的で使用する行為
  11. 営利・非営利を問わず、本プログラムを自己又は第三者の事業・活動に利用する行為
  12. 本プログラムを通して知り合った参加者・ホストが、本プログラムを通さずに、または、事務局の事前の承諾なく、有償で異文化学習・語学学習などの取引を行う行為
  13. 事務局スタッフ、参加者または第三者に不快感を与える言動
  14. 事務局、参加者、その他第三者の知的所有権、肖像権、プライバシー権およびその他の権利や利益を侵害する、または侵害するおそれのある行為
  15. 事務局の業務または本プログラムの運営を妨げるまたは妨げるおそれのある行為
  16. 本プログラムまたは本プログラムを利用する過程で入手した情報もしくは資料を、本プログラムと無関係な目的で利用する行為
  17. 事務局が許容する以外の方法で本プログラムを利用する行為
  18. 参加者または第三者に本条に定める禁止行為を勧誘または助長する行為
  19. 事務局、事務局スタッフ、参加者または本プログラムの信用・信頼を失墜・毀損させる行為またはそのおそれのある行為
  20. ホストと参加者で連絡先(SNS等を含む)を事務局の事前の承諾なく交換する行為
  21. はまっこ留学中の海や川などでの遊泳行為
  22. 本プログラムの過程で、事務局、参加者、ホストから提供された個人情報及びプライバシー情報を第三者に開示・漏洩する行為
  23. その他、事務局が不適切と判断する行為

第7条(はまっこ留学にあたっての心得)

 参加者は、本プログラムにあたって、それぞれの立場で下記の心得を遵守することが求められています。

  1. アレルギー情報は必ず事務局からの提出依頼が届いてから、期限以内に事務局に伝えてください。
  2. 異文化体験・国際交流では積極的なコミュニケーションと笑顔が必要不可欠です。積極的なコミュニケーションと素敵な笑顔を心がけてください。
  3. ホスト・参加者の人格・プライバシー・生活スタイルを尊重してください。
  4. 忘れ物や遺失物をしないように注意してください。

第8条(撮影と承諾等)

 1 参加者は、事務局又はホストが撮影した映像、写真、記事等がテレビ、新聞、雑誌等の印刷物及び事務局のホームページや資料等において使用されることに同意し、また、掲載権と肖像権は横浜市教育委員会事務局へ一任することに承諾することとします。

 2 参加者がホストの許可なく、撮影した写真やホストの個人情報をホームページ、ブログ、SNS等、媒体を問わず、掲載することは禁止します。

第9条(実施規約の変更)

 1 事務局は以下の場合に、事務局の裁量により、実施規約を変更することができます。

  1. 実施規約の変更が、参加者の一般の利益に適合するとき
  2. 実施規約の変更が、プログラムの目的に反せず、かつ、変更の必要性、変更後の内容の相当性、変更の内容その他の変更に係る事情に照らし合理的なものであるとき

 2 事務局は前項による利用規約の変更にあたり、変更後の利用規約の効力発生日の1週間前までに、利用規約を変更する旨および変更後の利用規約の内容とその効力発生日を事務局ウェブサイト(https://hello-world.city/ hamakko_ryugaku2024/)に掲示し通知します。

第10条 本プログラム内容の変更等

 1 事務局は、参加者に事前に通知することなく、本プログラムの内容の変更または提供の中止をすることができるものとします。ただし、変更する場合は、本プログラムの趣旨、目的に反しない範囲とします。

 2 前項の事務局の措置によって、参加者または第三者に何らかの不利益または損害が生じたとしても、事務局は、一切の責任を負いません。

第11条 参加者の個人情報等の取り扱い

1 事務局は、本プログラムの利用に際して参加者から取得した氏名、メールアドレス等の個人情報等については、本件実施規約および個人情報の保護に関する法律、横浜市個人情報の保護に関する条例その他の関係法令等を遵守し、個人の権利利益を侵害することのないよう、個人情報を適正に取り扱うものとします。

2 個人情報の取り扱いについて、参加者は、下記事項に承諾いただく必要があります。承諾がない場合は、本プログラムに参加いただくことができません。
・本プログラム中に撮影された参加者の写真や動画が、横浜市の広報等のために使用され、横浜市ホームページ等に掲載されること
・本プログラム中に撮影された参加者の写真や動画が、新聞等の報道機関によって使用されること

第12条 個人情報等の第三者提供の同意

1 参加者が申込フォーム及び、自己紹介フォームに記入する個人情報は、本プログラムを実施する目的に限り、事務局において利用し、取扱については、事務局が指定する申込フォームにて同意を参加者から得ることとします。また、実施後のアンケート及び実施中に撮影される動画・写真は、事務局において広報等の目的に限り利用します。

2 参加者から提供される情報
参加者には、本プログラムに参加するに際して、次の参加者情報について、ホストと参加者のマッチング後に、事務局から第三者(マッチングしたホスト)に対し、提供されることについて、あらかじめ同意するものとします。また、次の参加者情報のうち、氏名・性別・学校名及び学年については、同じホスト宅でホームステイする参加者にも提供されうることについて、あらかじめ同意するものとします。
・氏名、出身国・国籍、住所、学校名、学年、電話番号、メールアドレス、生年月日、性別、写真
・興味/関心、好きなもの、使用言語、語学の習得レベル、自己紹介文、アレルギー情報
・本プログラム参加に伴うアンケート
・その他事務局が定める登録フォームに参加者が入力する情報

第13条 知的財産権等の権利帰属等

1 本プログラムにかかるすべての写真、データ、イラスト、ソフトウェア、資料、デザイン、図表等に関する所有権および知的財産権(著作権、特許権、実用新案権、意匠権、商標権その他の知的財産権を意味します。)、その他一切の権利は、事務局に帰属します。

2 本プログラムの参加許諾は、事務局の保有・使用する知的財産権その他一切の権利について、使用または利用を許諾するものではありません。

3 参加者は、いかなる理由によっても、事務局または第三者の保有する知的財産権その他一切の権利を侵害し、または侵害するおそれのある行為をしてはいけません。

4 参加者は、参加者が事務局に提供・共有する写真、イラスト、フィードバック(アンケートへの回答を含む)およびレポートなどの創作物その他のデータについて、事務局に対し、世界的、非独占的、無償、サブライセンス可能かつ譲渡可能な使用、複製、配布、派生著作物の作成、表示および実行に関するライセンスを付与します。その提供方法は、Eメールでの送信等、その態様を問わないものとします。

5 参加者は、事務局および事務局から権利を承継または許諾された者に対して著作者人格権を行使しないことに同意するものとします。

第14条 免責等

1 事務局は、本プログラムが参加者の特定の目的に適合すること、期待する機能、価値、正確性、有用性を有すること、参加者による本プログラムの利用が参加者に適用のある法令又は規則等に適合すること、本プログラムが継続的に利用できること、および不具合が生じないこと、並びに本プログラムにより提供される情報および参加者に関する情報の完全性、正確性、真実性等については、明示又は黙示を問わず、何ら確約・保証するものではありません。

2 参加者は自らの責任に基づいて本プログラムを利用するものとし、事務局は本プログラムにおける参加者に関する一切の事項について、何らの責任を負いません。

3 事務局は本プログラムにおける参加者に関する一切の事項について、事務局が何らかの事由によって責任を負う場合であっても、本プログラムの対価の相当額を超えて損害を賠償する責任を負いません。また、事務局は、付随的損害、間接損害、特別損害、将来の損害および逸失利益にかかる損害については、賠償する責任を負わないこととします。ただし、事務局の付保する保険が適用される場合には、当該保険の補償範囲内で補償を受けられることがあります。

4 参加者による本プログラムの利用等に関して、当該参加者の故意・過失(軽過失を含みます。)に基づき、第三者(他の参加者を含みます)から、事務局に対して損害の賠償請求があった場合、当該参加者は事務局に対して事案解決のために協力する義務を負うとともに、当該請求にかかる一切の損害および費用につき、補償する義務があります。

5 ホストによっては、参加者と日本国内の外国政府が管理・所有する敷地・施設に行く可能性があります。外国政府が管理・所有する敷地・施設内での事件・事故については、事務局の付保する保険が適用されない可能性があります。この場合でも、事務局は一切の責任を負いかねます。

6 本プログラムの利用及びはまっこ留学の過程で、参加者、ホストが感染症などの疾病に罹患したとしても、相互に、罹患に伴う損害の賠償を請求することができません。

第15条 遺失物等の取り扱い

1 本プログラムの利用期間中の忘れ物・遺失物(以下「遺失物等」といいます)に関して、参加者からの問い合わせがない場合、事務局からの連絡はいたしません。

2 参加者から、遺失物等について問い合わせいただいた場合でも、見つからない場合もあります。この場合でも、参加者がホストの家等を自ら探すことは致しかねます。

3 本プログラムの利用終了後に、事務局またはホストが遺失物等を発見した場合、事務局は、発見した日を含め30日間事務局にて保管し、その後は当該遺失物等を処分または寄付します。食品、飲料等、事務局が保管が難しいと判断した物は、すべてその日のうちに廃棄します。

4 事務局は、本プログラムの利用期間中の遺失物等並びに前項に基づく保管及び処分廃棄等に関して、事務局は一切の責任を負いかねます。また、本条に定める取り扱いについて、参加者は補償を求めたり、異議を述べたりすることはできません。

第16条 本プログラムの一時的な中断

1 事務局は、次のいずれかの事由に該当する場合、参加者に事前に通知することなく、本プログラムの提供を中断することがあります。

  1. 火災、停電、地震、台風、洪水、津波等の天災その他の非常事態が発生した場合、またはそのおそれが生じた場合
  2. 法令上の対応、行政官庁等の指導・要請に基づく対応を行う場合
  3. その他、物理的・技術的な事由により本プログラムの提供ができなくなったとき

第17条 譲渡

1 参加者は、事務局の書面による事前の承諾なく、本規約に基づく権利もしくは義務を第三者に譲渡し、または担保に供することはできません。

2 事務局は、事務局の本プログラムの運営者としての地位並びにその地位に基づく権利および義務を全部であるか一部であるかを問わず、参加者に対し事前の予告なく第三者へ譲渡、担保設定、利用許諾その他の処分を実施できるものとします。

第18条 準拠法と裁判管轄

1 本プログラムの利用に関連して、参加者および事務局との者との間で紛争が生じた場合には、当該紛争当事者間で紛争解決に向けて誠意をもって自律的に協議し解決するものとします。

2 本規約の準拠法は日本法とします。

3 本プログラムに関連して参加者と事務局の間で紛争が生じた場合には、紛争の如何に拘わらず、横浜地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

以上