「まちなか留学基金」ですべての子どもたちに留学体験を!

HelloWorld株式会社は2020年の創業以降、「まちなか留学基金」を設立し、企業や個人、ホストファミリーなど幅広い方々から寄付を募っています。その基金の財源をもとに、所得などの問題で自費で留学体験をすることが難しい子どもたちに、無償で「まちなか留学」を提供しています。

2024年4月、沖縄県内に住む小学生から大学生までの約70名が「まちなか留学基金二期生」としてまちなか留学に参加しました。

「まちなか留学基金」についてはこちらをチェック!

英語でコミュニケーションをしてみたい!

「海外に行きたいけど行けない・・」「私には無理なのかな・・」と留学を諦めている子どもたちが多くいます。意欲のある子どもたちに平等な機会を与えるべく、株式会社沖縄銀行、大鏡建設株式会社、大同火災海上保険株式会社、インタラクティブ株式会社(敬称略)、さらには沖縄県の後援を受け、24時間の「まちなか留学」を実施。昨年同様、沖縄県内のNPO法人エンカレッジ、一般財団法人あしなが育英会のご協力のもと募集を行い選考を経て、約70名が多国籍なホストファミリーとの異文化交流を体験しました。

たった1日、でも何かが変わる1日

1日目は10:00にWelcomeセレモニーがスタート。ホストファミリーと対面後、各家庭へ向かいます。ホストファミリー出身国の郷土料理や得意料理を一緒に調理し、昼食。昼食後はお互いの文化について紹介しあったり、ビーチ散策、ボウリングやショッピングなど、さまざまなアクティビティを通して英語でのコミュニケーションを図ります。

2日目は朝食を一緒に準備し、あっという間にホストファミリーとのお別れの時間がやってきます。たった24時間の体験ですが、前日とは見違える表情でセレモニー会場に集まる子どもたち。「まちなか留学」を通し、英語学習へのモチベーションアップはもちろん、異文化に出会い、自分の当たり前が当たり前ではない世界を知る機会、また、自分自身を知る機会にもなりました。

「英語をもっとはなせたら世界が広がるなと思ったし、英語を勉強するモチベーションに繋がった。他国の料理を食べる機会は少ないのでとても楽しかったし、自分の家族にも共有したい!」

「ホストマザーの方も最初、英語力はほぼゼロだったけど、留学に行って勉強して英語を話せるようになったと言っていてさらに留学したいと思う気持ちが増した。」

「自分は人見知りな方と思ってたけど、質問をたくさん考えておいたおかげで、割とコミュニケーションを取ることが出来た。英語を話すことへの自信に繋がった。」

「まちなか留学」から約一ヶ月後には、体験報告会を実施。多文化共生についての講義や意見交換をしました。また、寄付者を招待し、参加者と交流を図ったほか、保護者同士もワークショップに取り組んでいただき、交流も生まれました。

学びの機会を世界に広げていく取り組みに共感

「まちなか留学基金」は当初、沖縄県の地場企業からの支援を受けてスタートしましたが、最近は数々のピッチコンテスト受賞等により知名度が上がり、三菱UFJフィナンシャル・グループなどのメガ金融機関からの支援を得ているほか、沖縄県出身のアーティストAwichさんとの共同プロジェクトも進行中です。

多くの子どもたちに英語で交流する楽しさを知ってほしい、さらにその周りで見ている子どもたちにも輪を広げたい。弊社ではこのように体験格差を解消する仕組みを構築しています。

より多くの子どもたちへ感動体験を

近年社会課題となっている「子どもの体験格差」。留学や国際交流の経験は、子どもたちの視野を広げるとともに、地域や自分自身を深く考える機会にもなります。私たちHelloWorldは、この機会をより多くの子どもたちに提供して、次世代を担う子どもたちの可能性を広げていきたいと考えています。

みらいファンド沖縄内に基金を設置した寄付は、税制優遇の対象となります。個人でも法人でも、多くの人々が寄付に協賛しやすい制度です。この思いに賛同いただける方は、ぜひご協力いただけますと幸いです。

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