【オキナワインターナショナルスクール様】第22回サマースクール2022の実施②

みなさん、こんにちは。
Helloworld株式会社は今回、沖縄県南城市のオキナワインターナショナルスクール(以下 OIS)にて実施されたサマースクールのアクティビティの実施運営を担当しました。

2022年7月25日(月)から8月12日(金)までの3週間、猛暑の中、熱中症及びコロナ対策をしっかりと行い実施された本サマースクールは、小学生から高校生の生徒さん、総勢216名にご参加いただきました。

(感染症対策を徹底した上で実施しております。プログラム中は常時マスクを着用しておりますが、撮影時のみマスクを外している場合がございます。)

OISのキャンパスだけでなく、公民館のキッチンや近隣ビーチを利用した弊社担当のアクティビティをセッション毎、計3回に分けてご紹介いたします。

今回は2022年8月1日(月)から5日(金)に実施されたセッション2の様子をご紹介します。

(セッション1の様子はこちら

セッション2「Science is exciting!」

セッション2-1
HelloWorld!ロゲイニングゲーム「サイエンス!」

セッション2の第一日目の今回は、普段のロゲイニング(過去のロゲイニングについてはこちら) とは異なり、「サイエンス!」をテーマに、琉球石灰岩探しや沖縄の植物観察といった様々な科学を用いたミッションを特別に作成し実施しました。

短時間でもしっかりイングリッシュスピーカーと仲良くなった生徒たち!

通常のHelloWorld!ロゲイニングゲームと同様、生徒は2~4名でチームを組み、13の国と地域出身で多様なバックグラインドを持つイングリッシュスピーカーをチームリーダーとして、様々なミッションに挑みました。

ミッションの達成にチームワークが不可欠なロゲイニングは、英語の実践的な学習のみならず生徒たちのアイスブレイキングにも適したアクティビティです。

HelloWorldスタッフ自作の巨大フレームを持って、
英語でお天気レポート!
化学の実験ミッションの様子。どんな反応が出るんだろうとわくわくドキドキの場面。

イングリッシュスピーカーと生徒が一丸となりミッションにチャレンジするだけでなく、英語でのコミュニケーションの実践を目的とするHelloWorld!ロゲイニングゲームは、生徒たちに英語を使うことの魅力を体感してもらえると大好評です。
計24組のチームのうち、最もポイントを獲得した3チームが表彰されました。

3位のチームの生徒からは、1位を取れるように頑張ったから悔しい!次は頑張る!といった声が上がるなど、大変な盛り上がりでした。
今回のために特別に作った賞状!

セッション2から参加する生徒さんが半数近くいましたが、HelloWorld!ロゲイニングは英語漬けの毎日のスタートとして緊張をほぐすにはもってこいのアクティビティでした!

セッション2-2
「火星の創作料理を作ろう!」

南城市公民館調理室にて、「火星の創作料理を作ろう!」というテーマの体験型レクチャーを実施しました。講師には、沖縄県系ペルー人で日英西葡の4言語を操る通訳兼翻訳家の方と、アメリカ出身の元シリコンバレーのプログラマーで、現在は東京でスタートアップのCEOを務める方の2名をお迎えしました。

講師の自己紹介の様子。世界のあちこちに家族がいるっておもしろいですね!

太陽系や火星の特徴について英語でレクチャーを行った後、チームに分かれてコンセプトを練り上げ、オリジナルの火星料理を作っていきます。材料であるお菓子が配られると「黒糖を使って火星の岩を表現しよう!」「パプリカの粉で赤くしよう!」などと自由な創造性を発揮させていました!

太陽系惑星について説明を受ける生徒たち。
惑星の英語名を既にいる生徒もおり、参加者の賢さには毎回スタッフも驚かされました!
配られた駄菓子を使って、どう上手く表現できるかチームメンバーとして講師と話し合う生徒たち。

レクチャーで学んだことを生かしながら、火星の創作料理を楽しく体験することができました。イメージを形にする創造力、共同作業に必要なコミュニケーション能力、コンセプトを発表して伝える言語アウトプット能力など、複合的で多くの学びを得られるクラスとなりました!

創った作品を英語で発表するチームとその内容に耳を傾ける生徒たち。
高学年のチームの作品。与えられた材料を使って作り上げるその創造力と表現力にはスタッフも脱帽です!
セッション2-3
グローバルに活躍する研究者に話を聞こう!

「Science is Exciting」をテーマに実施されたセッション2では、University of California Berkeley (カリフォルニア大学バークレー校)及び東京大学でご活躍される研究者を講師に、「Scientistとはなんだろう?」「Scientistはどう世界に貢献しているのだろう?」といった内容をテーマにレクチャーをしていただきました。

施生徒たちが普段何気なく使っているモノの多くが、Scientistたちにより発明そして発展されたものであるという切り口から、講師の研究分野について写真や動画を用いた座学では、ワークシートに学んだことを記入する生徒の姿も。

講師の研究動画を視聴中、生徒からはオー!と歓声が上がるなど、普段なかなか目にしない最先端の研究に興奮する様子が見て取れました。

講師の研究内容の動画にくぎ付けの生徒たち
配布されたワークシートに学んだことを記入する生徒

レクチャーの授業後半では、科学者としてのキャリアについてお話がありました。
科学者としての1日の流れの説明では、研究以外にもやることがたくさんあると知り、生徒も驚いている様子でした。
また、大学では別のことを学んでいた講師が今の研究内容に興味を持ったきっかけや幼少期に興味を持っていた事というお話の後は、生徒が自分の将来の夢について考える時間を設けました。

ワークシートには、将来の夢やなりたい理由、そのために今からやること等を英語で一生懸命に書いていた生徒たち。この中から将来の科学者が出てくることを期待したいですね!

セッション2では、ロゲイニング、調理、そして研究者によるレクチャーといった多様な視点からテーマである「Scienece」を英語で体験する盛りだくさんの内容となりました。

セッション1から続いて参加した生徒、セッション2から新しく参加した生徒の皆さんにとって、記憶に残る夏になったのではないでしょうか。

「世界中に友達をつくりたい!世界が平和であってほしい!」
これは、HelloWorldの全スタッフが大切にしている想いです。今回、貴重な夏を沖縄、そしてOISのサマースクールで過ごすという選択をしてくれてた生徒にも、今回のアクティビティを通し、この想いが伝わっているといいなと思います。

ご参加いただいた生徒、そしてご支援いただいた保護者の皆さん、本当にありがとうございました!

さて、次はサマースクールの最終週です。ラストセッションの模様もお楽しみに!